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春一番!
 紀州の初鰹、もち鰹
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一足早い南紀の春を告げる魚 初鰹
 “ 目に青葉 山ホトトギス 初鰹 ”とか、“ 女房を 質に入れても 初鰹 ”とか詠われたように、 江戸の昔から新鮮な初鰹は大変な人気の魚で、旬の初物を食べると75日寿命が延びると信じられていた時代に、 初鰹はその10倍750日も長生きできるともてはやされていたそうです。

 江戸の人達にとって、初鰹は初夏を告げる魚だったようですが、紀州の初鰹は梅の花が咲き、桜がまだの頃、 3月初旬頃より漁獲され始めます。

 我々、南紀州の人間にとって初鰹は、春一番!春の訪れを感じさせる魚なのです。
 一回り大きく脂ののった戻り鰹 こってりと濃厚な味わいがあるのに対して、紀州の初鰹は魚体が若く、 さっぱりとしていて爽やかな春風を感じさせる味わいがあります。

 又、戻り鰹の時期より一本一本の固体差(当たりとハズレの違い)が大きく、 モチ鰹と呼ばれ餅のように歯にまとわりつく独特の食感で至高の味わい があるものから、ゴリ鰹と呼ばれ身が石のようにゴリゴリ硬く、しかも独特の臭みがありとてもじゃないけど 生で食べられないものまで存在します。
さっぱりと爽やかな味わいがあります。
初鰹のお造り
 鰹は、本来かなり沖合で漁獲されますが、 春のこの時期はかなり陸地に近づいてきます。漁港から遠くないところで獲れた鰹は、その日の内に死後硬直せずぷりぷりとしたまま運ばれて来ます。朝、漁に出て夕方帰って来るので夕方鰹 などとも呼ばれています。
 当店では地元ならではの、この夕方鰹をはじめ、鮮度の落ちやすい鰹をできるだけ新鮮に、又、一本一本身を割って状態を確認し、 慎重に厳選し、できるだけ良い状態の鰹をお客様にお出しできるようにこだわっています。
 是非一度、和歌山の銀ちろで旨い初鰹を食べに、一足早い南紀の春の訪れを感じにおいで下さいませ。
戻り鰹のタタキ
初鰹 タタキ 初鰹 造り